福島県南相馬市に「mRNA医薬品製造施設」を建設中
昨今の新型コロナウイルス感染症対策のワクチンをきっかけとして、一般にメッセンジャーRNA(以下、mRNA)を利用した医薬品の存在が知られるようになりました。
ですが、mRNA医薬品の可能性は、ワクチンだけに留まりません。インフルエンザ対策、そのほか希少疾患、あるいはガン免疫へのアクセスの可能性も期待されています。
現在の医薬品業界おいて、最も注目を浴びている新しいモダリティ(治療手段の種別)の一つなんです。
株式会社ARCALISでは、「世界初の統合型mRNA医薬品CDMO(医薬品受託製造)」を目指し、mRNA医薬品における原薬製造から製剤化までの両方を手掛けることを計画しています。
2023年7月には「mRNA医薬品製造施設」が福島県南相馬市で施設稼働予定、2026年には同地に製剤製造施設の竣工も予定しています。